1.コンセプト
大量のイワシを使う。アンチョビの小瓶は高いのでマイワシで自作する。塩分濃度を高くし、しっかりと発酵させることで保存期間を長くした。
2.総評
良好。市販品より旨みが強いように思う。何よりやすい。
いちママ
よくある瓶詰めのアヒージョよりイワシの存在感がある気がした。骨はたくさんあるが全然気にならない。
3.作成時間
作業時間:60分 待機時間:2ヶ月 合計:2ヶ月と60分
4.材料
- イワシ 800g *3枚下ろしにしたものを使用。自分でやる場合には手開きで十分。
- 塩 320 g
- オリーブオイル 300 mlくらい
- ローリエ 3枚
- ブラックペッパー 小さじ1
- 一味唐辛子 1本
- 水 1000 ml
- 塩 ひと掴み(30 g)
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今回使用したオリーブオイル。よく使うので大容量なものを買っておくと安心。
5.手順
ボウルに
水 1000 ml
塩 ひと掴み(30 g)
を入れた。
水 1000 ml
塩 ひと掴み(30 g)
を入れた。
- 海水よりも少し濃いめにすることでイワシの中の余分な水分(臭さの原因)を抜く目的である。
- 真水や海水より低い塩分濃度で洗うと、浸透圧によりイワシの身に余分な水分が入って水っぽくなってしまう。
イワシを塩水に10分程度浸した。
- 購入したイワシは汚れが付着しており、汚れを軽く洗い流す意味もある。
水気をよくとり、タッパーに入れて塩漬けにした。
- イワシの表面に満遍なく塩がつくように注意し、重ねる場合にはミルフィーユ状にする。
- 溶け切らない塩は最後に回収するため、塩が足りなそうであれば追加してもいい。
- 塩は惜しみなく使わないとうまく発酵せず腐ってしまう。
ラップで空気が入らないように密封した。
- 冷蔵庫のスペースを取りすぎたため、容器を変えた。
蓋をして2ヶ月間熟成した(写真は熟成後)。
イワシを発行させた時に出たエキスはナンプラー(魚醤)として使用。
残った塩は鍋で水分を飛ばしてアンチョビ塩として使用する。
6.感想
- 良好。市販品より旨みが強いように感じた。何よりはるかにやすい。一般に1年近く保存できるらしい。塩分濃度が高めなのでもう少し持つかも。
- 副産物についてもイワシの旨みがついていて普通の塩よりはるかに旨みを感じる。天然のうま味調味料が入っている状態。
- スパイスを一緒に漬け込むことで少しさっぱりとした印象に。
いちパパ
我が家のお料理担当いちパパが日々の料理(作り置き、離乳食、お菓子など)とその考察を発信しています。納得のいくものができた時もできなかった時も全て記録していきます。どういう考えで下処理や調理を行っているかは「ひとことメモ」に書いていきます。疑問に感じていたり確信が持てないことも書いていたりするので、コメントで教えてもらえると嬉しいです。
いちパパ
結婚してからまともに料理し始めたどこにでもいるサラリーマン。手間をかければかける程おいしくなることに気づき、数年前から独学で勉強し始め今に至る。料理に魅了され人生の選択肢を間違えたかもしれないと時々嘆いている。”手間をおしまない”がモットー。
いちママ
ブログ・SNS(X / Facebook / タイッツー)の運営担当。ブログの話を持ちかけたら乗ってきたので後に引けなくなった機械音痴。運営がんばります。はてなブログで日記始めました。
いち
我が家の天使。離乳食をモリモリ食べてくれるのでいちパパがやる気に満ち溢れている。