【秋の味覚たっぷり料理レシピ】離乳食後期のつかみ食べに【さつまいものシフォンケーキ】Ver.1

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いちパパお料理研究所のレシピが掲載されました!節約レシピや人気ブロガーさん特集など盛りだくさんの内容です。ぜひお手に取って見てくださいね。


1.コンセプト

バナナシフォンケーキのさつまいも版。前回は乾燥卵白を使ったが、今回はなしで作製する。

2.総評

良好。乾燥卵白がない分メレンゲの立ちが悪く、気泡も潰れやすいので時間的にシビア。完成したものは気泡は大きいもののシフォンケーキの柔らかさと軽さだった。

いちママ
いちママ

柔らかくてほんのり甘みがあって美味しそうに食べている。さつまいも単体ではのどを詰まらせやすいがこれなら安心。

3.作成時間

作業時間:30分 待機時間:2時間30分 合計:3時間

4.材料(4人分)

(1) 食材

  • 卵         4個
  • 牛乳        50 ml
  • 焼き芋       200 g
  • 米油        小さじ2
  • 薄力粉       100 g
  • ベーキングパウダー 6 g    *今回は乾燥卵白抜きのためメレンゲの泡立ちが悪いと予測してベーキングパウダーを多めにした。

(2) 調味料

  • レモン汁      30 ml
  • グラニュー糖    小さじ1

5.使用する調理器具

我が家で愛用しているブレンダー。先端を付け替えることで様々な用途に使える。普段の料理はもちろん、お菓子作りや離乳食作りにも使える。手入れもしやすい。1台持っておくと便利。

紀の夢たまごは濃厚かつ甘みのある味で、生食用に適した綺麗な赤玉で卵黄が大きいのが特徴。100種類以上の配合飼料を使用。トウモロコシや大豆粕・魚粉・きな粉・米油・釧路ハイミール・高級海藻粉末・2,500万年前にできた特殊な天然植土 酵素 乳酸菌 ドクダミ 等エサにもこだわりが詰まっています。

6.手順

(1) 下準備

薄力粉とベーキングパウダーは予めふるっておいた。
  • ダマを無くそうと何回もかき混ぜて、グルテンを発生させたくないので先に振るう
卵を卵黄と卵白に分けた。
  • ボウルは油や水分が付いていないことを確認する。
  • 特に卵白は水気があるとメレンゲにしにくい。
卵白をしばらく冷凍庫に入れて外周が固まる程度に冷やしておいた。
オーブンは190℃、30分で予熱を開始した。

(2) 生地の作成

焼き芋を裏漉しした。
  • 焼き芋は繊維質な部分があるためそのまま使うと繊維が口に残り口当たりが悪い。
  • 気にしないのであればブレンダーでバラバラにしても良い。
卵黄と裏漉しした焼き芋、牛乳、米油をよく混ぜた。
大きいボウルに氷水を入れて撹拌用のボウルに
卵白   4個分
塩    ひとつまみ
を入れてよく混ぜた。
  • 少量の塩を入れるとタンパク質が凝固して固まるのが早くなると聞いたが、真偽不明。
  • この時角が立つまで根気よく混ぜる。
角がたったメレンゲに砂糖を加えた。
  • 大人用であれば3回くらいに分けていれる。
  • 一度に入れると砂糖が液化してメレンゲの気泡が壊れる。
砂糖がしっかりと溶ければレモン汁を入れてさらによく混ぜた。
  • 酸性液体はタンパク質を凝固させる効果がある。
  • また今回は乳幼児向けにバニラエッセンスを加えていないので卵臭さを消すためにも多めに入れた。
  • メレンゲは9分立てくらいが滑らかでいいらしいが今回は砂糖がなく卵液に粘性がなく、気泡は崩壊して荒くなる前提でしっかりと立てる。

(3) 焼く直前の準備

オーブンの予熱が完了していることを確認した。
  • ベーキングパウダーは水と反応して炭酸ガスを発生させて膨らむため、投入後すぐに焼き始めたい。
焼き型に薄く油を引いておいた。
卵黄側の卵液に薄力粉とベーキングパウダーを入れた。
  • ここでもたつきたくないので先に両方ふるっておく。
ダマがなくなるまでしっかりと混ぜた。
  • グルテンを発生させたくないのでダマがなくなるまで最低限度まぜる。
メレンゲの1/3程度を掬いとり卵黄側の卵液と混ぜ合わせた。
  • 砂糖入りのメレンゲの場合は少しでもなめらにするために、外周部の気泡の荒い部分をとる。
  • 今回は気にしなくて良い。
  • 卵液と少量のメレンゲを混ぜておくことで本命のメレンゲの混ぜる回数を減らして、気泡を多く残す。
卵液とメレンゲをヘラでさっくりと混ぜ合わせた。
  • せっかく作った気泡を潰したくないのでヘラで底から返すようにしてかき混ぜる。
  • シュワシュワと気泡が潰れる音がするのでやはり、メレンゲの気泡が脆そう。
焼き型に生地を流し入れた。
  • 出来るだけ生地が壁面につかないように気をつける。
竹串で2周くらいかき混ぜてから少し高いところから焼き型を落として大きい気泡を抜いた。
  • 生地投入時に入り込んだ大きい気泡を抜きたい。

(4) 仕上げ

オーブンで190℃、30分で加熱した。
  • 仮に加熱が不十分だったとき、膨らんでいる途中で温度が下がると萎んでしまうため長めに設定。
  • ベーキングパウダーの量が多く発泡にも時間がかかると予想して、長めに設定した。
生地の膨張が止まり、表面に焼き色がつき始めたらオーブンから取り出した。
  • 20分経過したあたりからオーブンを覗いて様子を確認しておく。
オーブンから取り出してすぐに瓶などの細い容器に刺してひっくり返した。
  • 加熱が終わるとどんどん萎んでいく。
  • 生地の水分量が多いと萎むスピードが早い気がする。
  • 水蒸気が抜けて生地がしっかりとするまでひっくり返しておくことで自重で潰れることを防ぐ。
常温まで冷めれば焼き型の外周部分を押し込んで壁面から生地を剥がした。
  • 側面から押すことである程度回復するので、手で潰れるまで押して問題ない。
底のパーツを取り出してひっくり返して、側面から生地を押しした。
  • この時水蒸気がしっかりと抜けていれば側面から押すことで回復する。
底面の生地をナイフなどで切り離した。
適量サイズに切り分けたら完成。

7.感想

  1. 良好。乾燥卵白がなくてもなんとか膨らませることができた。やはり発泡は粗い。卵黄と混ぜた感覚でいくと、卵白の水分量が多く下手に触るとどんどん萎みそうだったので、メレンゲを混ぜたらすぐに焼けるように準備しておくことが大切そう。
  2. バナナをさつまいもに変えたことで水分が少し多くなったようで、焼き上がりの生地はすこししっとり目になっていた。押しても潰れたり一塊にならない程度。
  3. 大人が食べるにはやはり甘味が少ないが、息子は喜んで食べていた。ちぎりやすく、前より砕けにくいので掃除は楽だが、咀嚼は前の方がしやすそうな気がする。もう10 gくらい薄力粉を足してもいいかもしれない。
秋の味覚たっぷり料理
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いちパパ

我が家のお料理担当いちパパが日々の料理(作り置き、離乳食、お菓子など)とその考察を発信しています。納得のいくものができた時もできなかった時も全て記録していきます。どういう考えで下処理や調理を行っているかは「ひとことメモ」に書いていきます。疑問に感じていたり確信が持てないことも書いていたりするので、コメントで教えてもらえると嬉しいです。

いちパパ
結婚してからまともに料理し始めたどこにでもいるサラリーマン。手間をかければかける程おいしくなることに気づき、数年前から独学で勉強し始め今に至る。料理に魅了され人生の選択肢を間違えたかもしれないと時々嘆いている。”手間をおしまない”がモットー

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ブログ・SNS(X / Facebook / タイッツー)の運営担当。ブログの話を持ちかけたら乗ってきたので後に引けなくなった機械音痴。運営がんばります。はてなブログで日記始めました。

いち
我が家の天使。離乳食をモリモリ食べてくれるのでいちパパがやる気に満ち溢れている。

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