アレンジ自在【タラの練り物】Ver.1

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1.コンセプト

魚を使った料理のバリエーションを増やしてみる。
すり身は柔らかく、蓮根で歯応えを出すことを目指した。

2.総評

美味しいがパッとしない。
揚げたてをおつまみとして食べるならすごくいいが、餡と絡めるとなると身が柔らかすぎてメリハリがないように感じる。

いちママ
いちママ

餡の味が少し濃いめだった。私はシャキシャキの蓮根が好きなので大きめの蓮根が入っていてよかった。離乳食に取り分けるならもっと小さく刻まないと食べられない。

3.作成日

2024年3月11日

4.作成時間

作業時間:45分 待機時間:20分 合計:1時間5分

5.材料(5食分)

(1) 食材

  • タラ  半身
  • 長芋  150 g
  • 卵   1個
  • 蓮根  300 g
  • 大根  1/4本

(2) 調味料

  • 合わせ出汁   400 ml
  • 料理酒     30 ml
  • みりん     30 ml
  • 濃口醤油    50 ml     *30 mlでもよかったかも
  • ザラメ     大さじ1
  • ウスターソース 数滴

(3) その他

  • 水    1000 ml
  • 塩    ひと掴み(30 g)
  • 片栗粉  大さじ3
  • 揚げ油

6.手順

(1) タネ作り

蓮根は1 cm角に切って水から5分ほど下茹でした。
  • 色を気にするなら酢水に晒した方がいい?
長芋をすりおろした。
  • 今回は皮の食感を混ぜたくなかったので皮はしっかりと剥いた。
ボウルに
水 1000 ml
塩 ひと掴み(30 g)
を入れた。
  • 海水よりも少し濃いめにすることで鱈の中の余分な水分(臭さの原因)を抜く目的である。
  • 真水や海水より低い塩分濃度で洗うと、浸透圧により鱈の身に余分な水分が入って水っぽくなってしまう。
鱈を塩水に10分程度浸した。
  • 鱈は生臭さが強いのでしっかりと処理し、腹の血合いなどしっかりと落とす
  • 購入した鱈は汚れが付着しており、汚れを軽く洗い流す意味もある。
塩水から鱈を取り出し、しっかりと水分を拭き取った。
骨を取り除いてフードプロセッサーですり身状にした。

我が家で愛用しているブレンダー。先端を付け替えることで様々な用途に使える。普段の料理はもちろん、お菓子作りや離乳食作りにも使える。手入れもしやすい。1台持っておくと便利。

片栗粉、長芋、タラのすり身、卵、蓮根をまとまりが出るまでしっかりと練り合わせた。

(2) タネを揚げる

油をフライパンに1 cmほど引き、180℃に加熱しておいた。
スプーンで成形しながら油に入れた。
細かく動かし、両面しっかりときつね色になるまであげた。
  • 魚は水分量が多く火が通るのが早い。
  • 余熱でも火は入るので外側が色付けばちょうどいい火加減になる。
キッチンペーパーを引いた皿の上に取り上げて油を切って余熱で火を入れた。

(3) 餡の作成・仕上げ

大根をすりおろした。
大根おろしに
 合わせ出汁   400 ml
 料理酒     30 ml
 みりん     30 ml
 濃口醤油    50 ml     *30 mlでもよかったかも
 ザラメ     大さじ1
 ウスターソース 数滴
加えて加熱した。
火を止めて水溶き片栗粉でとろみをつけた。
  • 片栗粉は温度が高いとすぐに固まるため、ダマにならないように火を止めてから加える。
しっかりと加熱して片栗粉を固めた。
  • しっかりと加熱することで片栗粉がしっかりと固まる
食べる前に餡と絡めて完成。
  • 餡に長時間つけているとすり身が餡に溶けてしまうと考えた。

7.感想

  1. 美味しいが味は濃いめだった。濃口醤油は30 mlで充分そう。
  2. 大根おろしの存在感はあまりなかった。加熱してから入れた方が存在感や清涼感が出たと思う。
  3. 餡と絡めて食べやすくしたつもりだったが、揚げたことによる食感や風味が押しつぶされてしまった。揚げ物単体とした方が良かったかもしれない。
  4. 蓮根の食感は感じられて良かったが、サイズが大きいことと蓮根のみだったせいで異物感に近くなった。練り物に混ぜるならサイズを小さくすることは前提として、紅生姜やこんにゃくなど他の具材を入れた方がいい気がする。

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いちパパ

我が家のお料理担当いちパパが日々の料理(作り置き、離乳食、お菓子など)とその考察を発信しています。納得のいくものができた時もできなかった時も全て記録していきます。どういう考えで下処理や調理を行っているかは「ひとことメモ」に書いていきます。疑問に感じていたり確信が持てないことも書いていたりするので、コメントで教えてもらえると嬉しいです。

いちパパ
結婚してからまともに料理し始めたどこにでもいるサラリーマン。手間をかければかける程おいしくなることに気づき、数年前から独学で勉強し始め今に至る。料理に魅了され人生の選択肢を間違えたかもしれないと時々嘆いている。”手間をおしまない”がモットー

いちママ
ブログ・SNS(X / Facebook / タイッツー)の運営担当。ブログの話を持ちかけたら乗ってきたので後に引けなくなった機械音痴。運営がんばります。はてなブログで日記始めました。

いち
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